野口 晋 作品


                想い
  眉村卓

いつまでも持っていたいのに、ともすれば逃げて行く記憶たち・・・風を得て暮れる塔と苅田。
音もなく一枚の光となった湖。
世の興亡をくぐり抜けてひっそり佇む観世音菩薩。
蝉しぐれの涯の山塊。
実際、あのころの心がよみがえってきたりするのです。
ひとのいのちと、いのちを越えたものへの祈りがあるからでしょう

                       「野口晋個展によせて」より

野口 晋 1913年 三重県津市長岡に生まれ 現在: 大阪府吹田市在住 画歴


美術館入り口 ポートレート 限定本画集

                                                           

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          2004.9.17月制作
          2016.4.15更新
                                             


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